1952-04-15 第13回国会 衆議院 電気通信委員会 第17号
ところが電通省の仙台の出店の方では、この電話局の地鎭祭、起工式を四月十五日、今日でありますが、今日という日におきめになられた。ところがにわかなことでありまするから、その二十六の世帯が立ちのいて行く先がないのであります。ところが裁判にかけて強制立ちのきの訴訟となりましたが、むろん譲渡権が電通省にあるのですから、政府が勝つたのであります。
ところが電通省の仙台の出店の方では、この電話局の地鎭祭、起工式を四月十五日、今日でありますが、今日という日におきめになられた。ところがにわかなことでありまするから、その二十六の世帯が立ちのいて行く先がないのであります。ところが裁判にかけて強制立ちのきの訴訟となりましたが、むろん譲渡権が電通省にあるのですから、政府が勝つたのであります。
この間に行われましたことは、單に地鎭祭が行われた、或いは鹿島組によりまして人夫集めが行われた程度で、本格的な工事着手はされなかつたのであります。経費の支出の点でございますが、最初の計画の案によりますと二、三千万円の程度をもくろまれておつたのでありますが、具体的に計画を立てて見ますと、完成には一億円以上もかかるということがわかつたのであります。
これは大正十一年のころ、もつとさかのぼりますと今よりちようど三十年前に計畫せられて、工事に著せられて、その後工事の計畫變更がありまして、數年後にまた地鎭祭や起工式をやり直されてやつておりました。その計畫はただいまの鳴瀬川、江合川の合流工事であります。それでこの工事が著手せられてからすでに三十年に近い今日、合流工事の新川掘鑿をいたしましてからでも滿二十年も過ぎております。